毛孔性苔癬の保険適用外の治療法
毛孔性苔癬は、二の腕や太もも、おしり、背中などに赤いブツブツが左右ほぼ対称に発症するもので、人種や性別に関係なく見られる決して珍しくはない病気です。痛みやかゆみといった自覚症状もなく、健康上の問題はないとされていますが、ザラザラ、ブツブツした感触や見た目を気にする人は多いようです。
この病気は、原因もまだはっきりしておらず、一般皮膚科の保険診療では、対処療法が中心で、長期に渡って根気よく続ける必要があり、薬を塗るのを止めると、症状が戻ってしまうということもあります。
美容皮膚科や美容外科では、このような対処療法以外に毛孔性苔癬の治療として、ザラザラ、ブツブツしている皮膚の部分への外科的な治療や、薬効のある施術を行うことができます。ただし、これらの治療は、保険診療の範囲を超えているので、高額な費用がかかります。
では、毛孔性苔癬の保険適用外の治療には、どのようなものがあるのでしょうか。
保険適用外の治療記事一覧
保険適用外の治療 - ケミカルピーリング
ケミカルピーリングケミカルピーリングは文字通り、化学薬品を用いて皮をはぐという治療法です。ケミカルピーリングでは、グリコール酸や乳酸などのフルーツ酸(AHA)かサリチル酸(BHA)などの酸が用いられます。皮膚の表皮は、28日間でターンオーバーすると言われていますが、何らかの原因で代謝が悪くなると、タ...
保険適用外の治療 - トレチノイン療法
トレチノイン療法トレチノインとは、ビタミンAの誘導体の総称で、ニキビの有効な治療薬としてされています。トレチノインは、角質をはがすピーリング効果、表皮の細胞の分裂・増殖させる効果、ターンオーバーを促進する効果などがあり、それらの作用によって肌のトラブルを改善するものです。非常に強い作用を持つ塗り薬で...
保険適用外の治療 - レーザー脱毛
美容皮膚科や美容外科で、受けることができる毛孔性苔癬の治療として、ケミカルピーリング、トレチノイン療法の他にもレーザー脱毛、p-リボーン、フラクセル、ダーマローラーなどの治療法があります。レーザー脱毛レーザー脱毛は、皮下の毛の色である黒い色素をターゲットにしたレーザー光線を、皮膚に照射して行うもので...
保険適用外の治療 - p−リボーン(プラズマリボーン)
p−リボーン(プラズマリボーン)p-リボーンは、カーボンと酸化チタンを含んでいるプラズマジックジェルという特殊なジェルを塗布した皮膚に、CIPLライトで光エネルギーを照射する治療法です。毛穴の汚れや古い角質・老廃物を除去するピーリング効果で、肌のきめを整え、毛穴も引き締めます。施術後回復するまでのダ...
保険適用外の治療 - フラクセル
フラクセルフラクセルは、医療用レーザーを照射することで、皮膚にダメージを与え、その皮膚の再生力により、ターンオーバーを促し、肌のトラブルを改善する治療法です。従来のレーザーよりも照射ビームの直径が小さいので、より多くの本数のレーザー光線を照射することができるのが特徴です。治療後は腫れや赤みが出やすく...
保険適用外の治療 - ダーマローラー
ダーマローラーダーマローラーは、マイクロスパイクと呼ばれる髪の毛よりも細い針が約200本ついているローラーを皮膚上で転がすことで、目に見えないほどの微小な穴をあけて肌の改善を図る治療法です。傷つけられた皮膚が治癒する過程で、傷の回復や細胞の成長を促進するために、コラーゲンなどの成長因子が分泌され、コ...