乾燥肌とは?
毛孔性苔癬と症状が良く似ているものに乾燥肌があります。
共に、周囲の乾燥を伴うことや、群生しているとざらざらした感触であるところ、また、秋から冬に悪化することなどが良く似ています。しかし、本来、毛孔性苔癬と乾燥肌は、その原因や病状が異なります。
では、乾燥肌とはどのようなものなのでしょうか。
乾燥肌とは、ドライスキンとも呼ばれ、肌の潤いの元となる水分が不足している肌のことです。
皮膚は、表面から表皮、真皮、皮下組織の3層から構成されているものです。
表皮の外側、つまり外界と接している部分は皮脂膜で覆われており、その下に角質層があります。
角質細胞内にはNMFという天然保湿因子があり、健康な角質細胞は、20〜30%の水分が含まれています。また、角質細胞の隙間を埋めている角質細胞間脂質が水分を保持し、皮脂膜にも水分の蒸発を防ぐという働きがあります。この角質層の保水機能が低下したものが乾燥肌ということになります。
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