「美人より美肌」な現実
「美人より美肌」な現実
といっても、私は美人でもないのですが。
「可愛いか可愛くないか」はともかく、肌については
女性同士の目のほうが厳しい印象はありませんか？
私は自分の肌にコンプレックスがあるから特別その傾向強いのかもしれませんが、
カフェのカウンターで隣に座った女性の肌でもついついチェックしてしまいます。
特に腕や足を出していることの多い夏場はそうですね。
自信を持って露出している人は肌に自信があるのが前提なので、
他人のすべすべ肌と比べて落ち込むばっかりです。
でもやめられないんですよね。
コンプレックスってほんと根深い。
女性の肌はチェックする私でも、男性の肌は全く気にならないので、
なんとなくこういうのは女性同士の感覚なのかなと思っていました。
特に中高生の頃は、男子は結構ニキビがひどいですよね。
本人は悩んでいるのかもしれませんが、周りに指摘されることは少なそう……。
なんていう思い込みから、
「ブツブツやアトピーがあっても男性はそんなに気にしない」
と、信じこんでいたこともあったんです。
ところが現実はそう甘くはありませんでした。
女子と違って、男性は肌が汚いからといってあからさまにいじめたりはしなかったです。
でも、「いいな」と思う男の子が表れて友だちになっても、
完全に私は彼女や恋人からは対象外なのが伝わってくる。
悪気があるのかないのか
「やっぱつきあうなら肌すべすべの子いいよな〜」
と面と向かっていわれたことも。
アイドルでも肌の綺麗な子が断然人気ですよね。
アトピーに毛孔性苔癬じゃ芸能人なんて到底できないでしょうけど。
1度勇気を出して告白した先輩がいたのですが、やっぱり撃沈。
その後しばらくして、色白で手足もすべすべの女の子と一緒に帰っているのをみかけて、
やっぱり肌が汚い女子って、最低ラインにもひっかからないんだなと思い知りました。
■中学生〜大学生頃の経過
私の場合は、小学校の時より自分でケアすることができるようになった分、
いろいろ試してみてはアトピーも毛孔性苔癬も悪化させてしまう、という繰り返しの時期でした。
自分でいろいろやってみてからわかったのは
・毛孔性苔癬のブツブツは一時的にならキレイにすることは可能
→でも、またしばらくすると復活。完治はしない。
ということです。
しかもその「一時的にキレイにする」という方法は、
アトピーとは相性がものすごく悪いのです。
逆にアトピーの薬はどうかというと、こちらは特に影響はなさそうでした。
が、ステロイドは塗り続けるとびっくりするほど毛が濃くなるので、
「二の腕は毛孔性苔癬でブツブツ、ひじ下はムダ毛と湿疹だらけ」
というとんでもない状態になることもよくありました。
好きな服は着れない、好きな人ができても積極的にはなれない。
本当に世の中って不公平だと毎日思っていました。
不公平だ〜っと思うあなたも
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