顔面毛包性紅斑黒皮症とは
毛孔性苔癬とは、二の腕や太もも、お尻、背中など、比較的汗をかきやすい所にブツブツが出てくるものですが、同じような赤いブツブツが左右の耳の前の方、いわゆる『もみあげ』と呼ばれている部分から上あごにかけての頬の部分に発生することがあります。
これは、顔面毛包性紅斑黒皮症(がんめんもうほうせいこうはんこくひしょう)と呼ばれるもので、毛孔性苔癬と同様に毛穴に皮膚の一番外側にある角質が詰って、皮膚の表面にまで盛り上がってきたものです。
毛穴の周りが赤くなり、ざらざらとした手触りで、若い年齢のうちに発症して加齢に伴い自然軽快するという特徴が毛孔性苔癬と非常に似ています。
二の腕など他の部分の毛孔性苔癬と同時に発症することが多いなどの理由から、単に毛孔性苔癬が顔面に発症したものと言われることもありますが、今のところ詳細は明らかにされていません。
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