肌のバリア機能を上げる栄養
普段は意識しないけど、季節の変わり目などに肌が痒くなったり乾燥が酷くなったりした経験はありませんか。
これは季節の変わり目で肌のバリア機能が低下していることが原因だと言われています。
季節の変わり目にも肌の免疫力を落とさないようにするには、それに負けない肌作りを日々行うことが大切です。日頃からできる肌のバリア機能を高めるケアの中で食事と生活に気をつけ、カサカサ肌にならないように対策する方法を紹介したいと思います。
食事を取る上で気をつけていただきたい点はどのような食材がバリア機能に適しているのか知るということです。有効な栄養素の種類、効果、主に摂取しやすい食材を紹介していきます。
ビタミンA
皮膚や粘膜を保護。ハリと潤いを保ちます。
にんじん・かぼちゃ・サケ・ホウレンソウなど
ビタミンE
血行を良くし、お肌の新陳知者を高めます。アン肝・いくら・かぼちゃ・ナッツ類・アボカドなど
ビタミンC
潤いある肌の元となるコラーゲンの生成に必要です。柑橘類・イチゴ・大根・白菜など
ビタミンB6
不足すると肌荒れやにきびなどのトラブルを招きます。鶏肉・ごま・サバ・卵・マグロ・にんにくなど
ビタミンB2
細胞の再生を助け、肌の健康を保ちます。レバー・サバ・卵・納豆・のりなど
食事で摂取し、生活の中で実践しやすいことを紹介していきます。
・加湿を心がける
加湿器をつける、洗濯物を室内に干す、濡れタオルを吊るすなどして部屋の湿度を50~60%に保ちましょう。
・暖房器具の使いすぎに注意
暖房のついた部屋に長時間いると肌は乾燥してしまいます。適度に換気、温かい服装にして暖房の設定温度を下げるなどしましょう。
・お風呂の温度
好みによってお湯の温度は変わると思いますがお肌のバリア機能を高めるにはぬるめのお湯がおすすめです。38~40℃のお湯につかることで副交感神経が働いてリラックスできます。
・こまめなスキンケアをしましょう。
自分の肌にあった保湿剤をこまめに塗るようにしましょう。
肌の乾燥を予防するには食事によって内側からのケアと外側から保湿することの両方を行うことが大切です。
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